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脊髄性筋萎縮症(SMA)1型の息子と生活中

ピエゾ(圧電)センサーでスイッチ

先日作った感圧センサーは、やっぱりうまく使えないため、あらためてピエゾセンサーに挑戦してみました。

いろいろ試行錯誤を経て、回路図とコードは次のようになりました。


感圧センサーは、圧力がかかっている間は抵抗が変わるので、抵抗が変わっている間はスイッチをオン状態にするというコードでした。圧電センサーの場合は、圧力が変化するときに電圧が変わるので、それをとらえるようにします。また、圧力が変化するときだけの変化なので、スイッチを押しっぱなしにするということができません。loopの中で、20msec x 12回まったらオフにするようにしました。

また、ピエゾセンサーは消耗品なので、センサー部分は取り換え可能なようにします。そうすると、2つのセンサーのうち、1つのセンサーだけとりつけて使用するといったことが可能になります。しかしそうした場合、センサーを取り付けていない方のスイッチオン/オフが安定しないことがわかりました。そのため、スライドスイッチで1スイッチモードか2スイッチモードかを選べるようにして、センサー1つだけで使う場合は1スイッチモードで使うようにしました。1スイッチモードの場合、2つめのセンサーの入力は受け付けません。

実装は、今回も既存資産を流用して、圧電センサースイッチを改造してピエゾ化しました。センサー部分の回路変更と、スライドスイッチの取り付けだけで済みました。いちおう、きちんと機能しているみたい。

既存資産流用のせいで回路および使い方が複雑になっちゃっているので、そのうち予算と時間が確保できたら、改良版を作ってみようと思います。ピエゾ端子の接続にはイヤホンジャックを使っているので、ジャック側でプラグ(=端子)の抜き差しを検知して、プラグが挿入されている時だけセンサーをオンにすることができそうな気がする。今年の夏休みの自由研究かな。