じゃがいもログ

脊髄性筋萎縮症(SMA)1型の息子と生活中

ArduinoでカスタムTVリモコン その2

Arduino microが届いたので、本実装にとりかかりました。

前回の投稿はこちら。

まずは例によってケースの作成です。いつものタカチ製ケースを使います。テーパーリーマーやヤスリを使って穴をあけます。

回路はこんな感じで、わりと単純です。インプットを3つ用意して、リモコンの下矢印・再生・チャンネルUPの各ボタンをシミュレートさせます。また、今回は赤外線を送信するだけなので、IRレシーバーは使いません。タクトスイッチのところは、実際にはスイッチ接続用にモノラルジャックで置き換えます。

そしてスケッチはこちら。今回はポインタを使って、スイッチ押下の検出と赤外線信号送信の処理を共通化してみました。ポインタ使ったのは20年ぶりかも(^^;;

はんだ付けも終わらせて、無事に完成しました。右(2つめ)の写真は、上はタッチセンサースイッチで、下が今回作ったカスタムリモコンです。カスタムリモコンは、天面に赤外線送信用のLEDがポチっとついているのがわかると思います。

簡単に動作確認したところ、いちおう動くようでしたが、いまいちタッチセンサーをこれにつなぐとセンサーの感度が安定しないようでした。レッツ・リモコンもそうだったので、もしかしたら赤外線信号の問題なのかなあと思ったりしています。とりあえず少し様子を見て、ひどいようだったら対策を考えてみようと思います。

なお、息子本人にさっそく使ってもらったところ、まだまだ使いこなすのは全然無理っぽく、少しずつ使い方を教え込んでいくかなあ、という感じでした。