じゃがいもログ

脊髄性筋萎縮症(SMA)1型の息子と生活中

Xboxで自作文字盤アプリを動かしてみた

Xboxをゲットしたら試してみようと思っていたことがあります。

息子用に開発したWindows用の文字盤アプリはUWPで作ったので、Xboxでも動くはずです。せっかく作った文字盤アプリも相変わらず本人は全く使いこなせていませんが、パパの趣味全開でXboxでの利用に挑戦してみました。

まず、XboxをDev modeで立ち上げます。設定アプリを開いて、システム -> 本体情報を表示し、LB, RB, LT ,RTと押すと開発者用設定が出てきてDev modeにすることができます。

Dev modeでXboxを立ち上げると、下のような普段とは全く違う画面になります。
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ここまでできたら、Visual Studio側でリモートコンピュータを指定してDebugモードでアプリを起動します。このあたりの手順は、以下に詳しく載っています。
docs.microsoft.com

うまくDebugモードで立ち上がると、無事にXbox上にアプリが表示されます。我が家の文字盤アプリの場合、下の画像のような感じになりました。ダークモード表示にも対応するよう作っていたので、ばっちりXboxっぽい色味で表示されています。
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ところが実際に動かそうとすると、なぜかコントローラーのボタン押下を認識してくれない。どうやらマウスモードというのになっているらしく、このモードだとコントローラのA/B/X/Yボタン等を受け付けてくれないようです。こちらを参考にしてマウスモードを回避したら動きました。また、もともとA/Bボタンで動くようにしていましたが、A/BはXbox上だと選択/戻るの動作として使う必要があるため、X/Yボタンを使うように直しました。

これでようやく動くようになりましたが、ここまで来て、なんとXboxは日本語の音声合成に対応していないことがわかりました。つまり、文字盤で文字を選んでも音声が出ない・・・。現在、音声合成でなく、自前で音声データを用意してそれを使う方向でアプリ改修するか悩み中です。。

プログライズキーを改造

8月まで放送してた仮面ライダーゼロワン、変身に使うプログライズキーのおもちゃがうちにいくつかあるので、スイッチで使えるように改造してみました。

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1個目は改造に失敗して、2個目で成功しました。ただ、この成功したプログライズキーは、雑誌の付録についていたもので光らない&音声が変身ベルトと連動しないというイマイチ仕様なので、市販の本物(じゃないですが、、)のプログライズキーでも改造を試みてみようと思います。

ScratchでMaBeeeコントロール

MaBeeeをWindowsパソコンから制御できないかと思い、メーカーのHPに記載されていた方法を試してみました。

MaBeeのWindows用アプリ(今回はお試し版)とScratch 1.4をインストールして、Scratch上で添付画像のようなプログラムを組んでみました。これでスペースキーを押すと、MaBeeをつけたプラレールが動いたり止まったりするようになりました。ただし、スペースキーを押してから、実際にプラレールが動き出す/止まるまでけっこうタイムラグがあります。

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とってもお手軽でプログラミング学習には良さそうですが、タイムラグのことを考えると、プラレール操作の普段使いにするには厳しそうです。ざんねん。

Risdiplamに関する記事

Risdiplamは米国では無事に承認されたようですね。Evrysdiという名前での発売になるそうです。

SMA News Todayというサイトが、このRisdiplam/Evrysdiについて、Spinrazaと何が違うのかわかりやすくまとめていたのでリンクを張り付けておきます。Google翻訳でもわりとまともな日本語に訳されるようでした。

浴室の改修

ちょっと前になりますが、去年からいろいろ調整していた浴室の改修がついに終わりました。

息子もだいぶ成長してきて、そろそろ浴室が手狭になってきたので、思い切って浴槽を撤去してシャワールームに改造しました。あわせて扉を引き戸にするなどして浴室に入る際の導線も確保し、入浴時の安全性や介助のしやすさを確保しました。

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もともと、息子も含めて家族全員シャワー浴だったので、浴槽がなくなっても問題なし。どうしてもお湯につかりたい場合は、息子は浴室にビニールプールを持ち込めばよさそうです。親の方は近くの銭湯に行きます。

今回は、住宅改修の費用補助を使用させていただきました。あらためて感謝です。

文字盤アプリその後

以前こちらで書いていた文字盤アプリ、その後いちおうの完成を見て、たまに息子に練習してもらっています。

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設定でカーソルのスピードを変えたり、左右の並び順を変えたりできるようにしています。また、文字を選択すると、Windowsの音声読み上げ機能を使ってその文字を読み上げるようにしています。ただ、音声読み上げはiPhoneのSiriほどには自然な感じではなく、文字によっては何を言っているのかイマイチ聞き取りにくかったりします。

なお、息子はまだいまいちわかっていないぽく、ペチペチと連打しています。就学前にレッツチャットを使いこなしているお子さんもいるみたいですが、まあうちはのんびりやります・・。