じゃがいもログ

脊髄性筋萎縮症(SMA)1型の息子と生活中

深夜の急変

先日、午前2時にSpO2の下限アラームが突然なり、見る見るうちにSpO2と脈が40台まで下がり、大慌てで救急車を呼ぶということがありました。最初は急降下の原因がわからず、パパママともパニックになりました。しかし、アンビューでバクバクを始めてみたところ、ゴロゴロと痰がつまっているような音が少ししたので、大急ぎで吸引してみたら痰が大量に引け、それと同時に数値も回復してきました。そこまで来るのに5分くらいだったでしょうか。気が動転していて、実際にどれくらいの時間がかかったのかまったくわかりません。どうやら大量の痰が詰まって、気道を完全にふさいでしまっていたようです。

数値が回復してから何度か呼びかけたところ、本人はなんとか意識をとりもどし、それからすぐに救急隊が到着しました。その後は、かかりつけの大学病院に救急車で行き、診察をうけましたが、大丈夫でしょうということですぐに帰宅となりました。

いつものゼコゼコ音がまったくしなかったので、まさか痰が詰まっているとは思わず、吸引するのが遅くなったのが本当に失敗でした。その後も、痰詰まりからの急降下は何度か続いており、気の抜けない日々が続いています。診ていただいた先生曰く、風邪でしょうとのことですので、数日で回復するといいのですが。