じゃがいもログ

脊髄性筋萎縮症(SMA)1型の息子と生活中

iPad用自作スイッチアプリ

障害者向けのiPad用コミュニケーションアプリっていろいろあるみたいですが、お値段や使い勝手の面でこれ!というのが見当たらなかったので、簡単に自作してみました。
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iOSアプリ開発は、以前はiOS Developer Programに年会費を払って加入しないと実機で動かすのはだめだったと思いましたが、2015年あたりにそのあたりがゆるくなって、自分のiPhoneiPadへのインストールはiOS Developer Programへの加入なしでできるようになっていました。(ただし、インストールして何日かすると、証明書か何かの有効期限が切れて再インストールが必要になります)

アプリの中身はほんとに単純で、パパ・ママ・息子・猫の写真をボタンとして画面に配置して、あとは各ボタンのTouch Up Insideイベントに、ViewControllerクラス内に作成した次のメソッドを紐付けるだけ。

iOSアプリ開発の本を片手に挑戦しましたが、いちばん手こずったのは写真の配置とサイズ指定くらいで、その方法がわかったら、あとはあっという間に出来ました。もちろん、自家使用アプリってことで、ノーテストです(^_^;)

各ボタン(写真)をタッチすると、ボタンに紐付く言葉(パパ、ママ等)を音声読み上げで読み上げてくれます。読み上げ音声がもうひとつといった感じで、「くん」の「ん」や「パパ」の最初の「パ」をうまく発音してくれません。Siri くらいに良い音声だといいんだけどなー。

[2016年9月26日追記] iOS 10にしたら、音声が格段に向上していて、「くん」「パパ」ともにうまく発音してくれるようになりました。